鬼神正邪描きました!
今回は背景つき!頑張ったけど難しいね…
以下どうでもいい話
2月上旬
前作のチルノを描き終え、節分の日には恵方巻きを食べさせて遊んでいたのですが、節分が終わって良い機会なので、プロフ画像を新調したくなりました。
そこで今回は、以前から考えていた「とあるネタ」を実行しようと思いました。筆者のツイッターを見てるかたなら気づいていると思いますが、そのネタとは…
「プロフ画像と名前両方逆さまにして正邪っぽくしよう!!!」というものでした。
…まあ若干スベってたんですけどね
ちなみに反転や角度調整によるアルファベット変更トリックは、MTGのこの方から発想を頂いていたり。色々な記号を使って暗号文みたいにしたりもできそう。
…とまあ最初はtwitterプロフ画像の一発ネタ用にと顔画像だけ簡単に描くつもりだったですが、いつの間にか背景つき全身図という前回よりも手の込んだ状態に。
恒例(まだ二回目だけど)の反省考察タイム。
①イメージ図
正邪らしく逆さまに飛んでる状況をイメージ。この時点だと誰なのかさっぱりわかりませんな…
②ラフ
前回のチルノの時の、完成してから「背景どうしよう…」みたいなことが無いように、ある程度はどんな風な背景にするか決めるようにしました。
しかしそれでも背景の描き込みが少なすぎ
③ペン入れ
線が混ざってややこしいので正邪単品と背景で分けておきます。
・正邪
線が全く安定しないので、ペン入れ作業までに上二つ含めた全3工程が必要になってます…。
上手いかたは最初のラフの時点でほぼ線が決定しているようなので、自分もいつか早く描いていけるようになりたいですね。
全体のバランスや角度調整してました。今更ですが、角度は前の時の方が良かったかもしれません。
・背景
ここで、前回まであまり使うことのなかったペン入れレイヤーを使用してます。
垂直線を引くことにすらひと工夫いるsaiで全部やるより、他のソフト使った方がいいかもしれない…
こんな感じで、窓にあたる部分の曲線を、制御点操作によってフリーハンドよりも正確に描いています。
あんまり使い過ぎるとまともに線を引くことができなくなる気がするので、現時点では人工物への使用に留めておきたいですね。
④塗り
下塗り過程は基本的に前回と一緒で書く事あんまりないので飛ばしました。
・正邪
今回も水彩ベースで下塗り→影追加の流れですが、少しだけ塗り方を変更しました。
簡単に言うと筆と水彩領域をを重視して、よりメリハリの効いた色付けをしようとしました。
前回チルノの色塗りをしている際に、水彩ではなく鉛筆を使用して塗っていた時がありました(左)。ここまでくるとさすがに色がはっきり分かれ過ぎてて違和感があるのですが、右の水彩によるものとはまた違った魅力があるようにも思いました。
そこで今回は、筆によって色をしっかり付け、水少なめの水彩で引き伸ばすような塗り方にすることで、ある程度のメリハリはつけつつも、髪の流れを損なわない塗り方を目指しました。エンジェルリング等による装飾もやめたことで、自分としては処理もしやすくなったかなと思ってます。髪の塗り方は多種多様人それぞれという感じなので、今後も色々と試してみたいですね。
・背景(テクスチャ無し)
床(正確には天井)の線のズレズレっぷりがやばい
途中まではテクスチャ無しで水彩を使用して質感を出そうと思ってました。
色々な資料を参考にした結果、夕焼け空は水彩だけでも割と思い通りのものが描けたのですが、室内部分などはテクスチャを上手に合成しているかたが多かったように思いました。
そこで今回は、テクスチャの使用にもチャレンジしてみました。
・背景(テクスチャ有り)
さきほどの画像よりも質感は出ていると思います。
ただし、僕の画力がテクスチャ素材のクオリティに全く届いておらず、どうにも違和感が拭えない感じなので、そこは改善していきたいと思っています。
また、ペン入れ段階での情報量が不足し過ぎていると、エフェクトだけじゃ修正きかないということも実感しました。今後はペン入れ段階でもっとしっかりとした方向性をもって描いていきたいですね。
⑤エフェクトなどの最終調整
窓から夕焼けが差し込むようにしたり、本編であった青い光を追加したり、正邪が背景になじむように色調調整したりと色々なことをやりました。
光の表現は難しいけど楽しいですね。色調や明度など、気を使わなければならない事が多くて、「これだ!」と思う調整がなかなか決まらなかったり。
まだまだ未熟な点が多いですが、前回ではできなかった様々なことにチャレンジしました。
色々な課題がまた見えてきたので、次はもっと良い作品が作れるよう頑張りたいですね。
[1回]
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